5dot set up
流行り廃りのあるネオマレットは使いたくない・・美しい削り出しのピン型を使いたい・・
そして何よりも、せめてショートパットだけは、確実に意のままに決めたい・・
そういう想いのプレイヤーの為、ヘッドの美しさ、ディティールを出来るだけ壊さない様に可能な限り毎回同じセットアップ、アドレスをできるようなデザインを取り入れました。
三つの直径3mmレッドサークルと二つの直径1mmのブルーサークルを設置。
(※実際の商品に色は入っておりませんが、アドレスで上から十分認識出来ます)
レッドサークルは、ターゲットに対し並ぶドットで、ブルーサークルはボール幅と同寸の設定です。
パッティングに型無し・・とは言われますが、パッティングこそ、実は最もアドレスやセットアップが大事で、プロ、上級者になればなるほど、その重要性を認識しています。
ストロークの良し悪しは、それ程大きなミスの要因ではなく
実はセットアップに狂いがあるからこそ、ミスパットにつながると思います。
例えば、ほんの少しボールに近く立った為に、ストロークの軌道が微妙にアウトから入るカット軌道となり、ひっかけてしまう・・など。
これは短い距離になればなるほど、近く立ってしまう習性があり、安易にセットアップしてしまい、お先に・・を左に外すことになってしまいます。
これが正解・・という答えは正直ありませんが、プレイヤーが普段と同じ構えをリピータブルでできることが、まずはパッティングを成功させる最初のスタートです。
パッティングに型無し・・とは言われますが、パッティングこそ、実は最もアドレスやセットアップが大事で、プロ、上級者になればなるほど、その重要性を認識しています。
ストロークの良し悪しは、それ程大きなミスの要因ではなく
実はセットアップに狂いがあるからこそ、ミスパットにつながると思います。
例えば、ほんの少しボールに近く立ったために、ストロークの軌道が微妙にアウトから入るカット軌道となり、ひっかけてしまう・・など。
これは短い距離になればなるほど、近く立ってしまう習性があり、安易にセットアップしてしまい、
お先に・・を左に外すことになってしまいます。
これが正解・・という答えは正直ありませんが、プレイヤーが普段と同じ構えをリピータブルでできることが、
まずはパッティングを成功させる最初のスタートです。
上記の画像をあくまで、スタンダードとして解説を進めます。
ツアーでも現代パッティングの王道はショルダーストロークと思います。
肩甲骨から首、後頭部までを地面と水平にし、肩の縦回転で出来るだけフェース面を
スクエアに保ったままストロークする方法です。
ただ、フェース面を完全にスクエアに保つのは実は難しいので、
あくまでボールの前後30cm程度を意識すれば十分と思います。
この場合のアドレスですが、理想は目の垂直下にヘッド及びボールがセットアップされている状態です。
多くのアベレージゴルファーの場合、この前傾角度が不足しており、必要以上に腕を伸ばしてしまい
スムーズに肩の縦回転でストローク出来ないケースを多く見受けられます。
例えば、針の穴に糸を通す時に、腕を伸ばしていてはほぼ難しいですが、適度に両脇を締め、肘を曲げていれば、
上手くできるのと同じ感覚です。
ヘッドのライ角
アドレスやインパクトの際、若干トゥアップしてインパクトしているゴルファーも大変多いと思います。
事実、パターのスイートスポット(芯)は、意外に低い位置にあるため、地面にヘッドをぴったりセットアップした場合は、ストロークの際に多少浮かせてヒットする必要があります。
アドレスでトゥを浮かせておけば、必然的に芯でヒットする確率は高くなりますが、本来メーカーとしてはその様に設計していないのが現状です。
理由としては、極端な扇状のパッティングストロークをイメージしていないためで、リスクとしてはヒール側のダフリや、開いたり、閉じすぎたりしてインパクトをしてしまう可能性があることなどです。
あくまで、設計やストロークマシンでのテストでは、縦回転を理想として、動きを追求し製品化しておりますので、この定義にて、以降解説を続けます。
5dot set up
【ライ角スクエア/目の垂直下でset up】
ヘッドをトゥアップさせずに座らせ、アドレスした目の真下に
ヘッドとボールがある状態です。
トップブレード上の二つのスモールドット(上記ではブルーサークル)を、ボール幅に合わせ、センターのドットをボールの文字などに合わせます。
この時に、三つのラージドット(上記ではレッドサークル)が
ターゲット方向に綺麗に三つ並んでいれば、ほぼ確実にスクエアなセットアップとアドレスが完了しています。
後は、ボールの文字を、トップブレード上のラージドットの1点だけでヒットします。(距離感は感性に任せましょう)
平坦なマットの上という条件付きですが、2~3Mまでは、面白いようにカップの真ん中から入っていきます。
アドレスの他のポイントですが、曲げた肘からシャフトまで
真っ直ぐな線になれば(画像参照)、よりトッププロに近いストロークで、クラブの性能を生かす事が出来ます。
グリップ圧については、人それぞれ良いポイントがあると思いますので、あえて言及致しませんが、リストについては、完全にロックしたグリップになっていれば、ヘッドが無駄な動き(フェースの開閉)をしないと思います。
【ライ角トゥーアップ/目の垂直下でset up】
ヒールを接地させ、トゥー側を浮かせた状態です。
目の垂直下にボールがあっても、トップブレード上のラージドットが、ずれて見えます。
また、接地がスクエアでも、ボールが体に近い場合も、このように見えます。
ただ、これが悪いわけではありません。
この状態でカップインする確率が高かったり、プレイヤー自身の感覚でベストであれば、逆に毎回この状態でセットアップし、自信を持ってストロークする事をオススメ致します。
【ライ角ヒールアップ/目の垂直下でset up】
まれに、ヒールを上げてセットアップ&ストロークされる方もいます。例えば、アドレスで極端なハンドアップにすると、必然的にヘッドはヒールアップ(トゥダウン)します。
そのような場合は、目の垂直下にヘッドがあっても、左の画像の様に、トップブレード上のラージドットが上にずれて見えます。
これもトゥアップと同じ様に、毎回このようにセットアップして
最も良いストロークが出来る方は、これを自分のセットアップスタイルにするべきです。
なお、アドレス時の前傾が浅く、目の垂直下にヘッドが無い場合なども、このように見えます。
(アベレージに最も多いかと思います)
なお、蛇足ですが、上記のようなアドレスをする場合、身長180~190cm級の欧米のトッププロが34インチの長さを主に使っていますので、170cm前後が多いアジアでは、33インチが最も適したレングスなのかもしれません。